スキップしてメイン コンテンツに移動

投稿

5月, 2023の投稿を表示しています

オチのないはなし 繰り返す轍

タイトル出典: パノラマ東京 by Pii  前回のブログから1週間ほどしか経っていないが、桜は満開を迎えて、朝晩の寒さも少しずつ和らいで、本格的な春らしくなってきたと思う。もう4月に入ってしまって、社会人は新生活が始まっている。学生はまだだけど。  転職して1年経った。まだ私は新人さんみたいなもんだしなーと思っていたけど、どうやらそう思い続けるのはさすがにダメな気がしてきた。そんな、「これが私の仕事だ」と強く思う域まで来ていない(あるいは、これは私のやりたいことではない、と判断するまで来ていない)状態ではあるが、1年という区切りがあるので、実際、現状どうか、ということを考えてみようと思った。  初めてPRの仕事をしてみて、この仕事をする前のPRのイメージとは少し違ったということがある。私のイメージしていたPRは、メディアを活用して、自分自身が企業のイメージを’よく’する(具体的にはそれぞれの企業の戦略によるところだが)とか、知名度を上げる、とかの目的を遂行するというものだった。例えば、PRパーソンが「テレビに出たり、雑誌に出てたり(エアプレイン by pizzicato five)」するような感じ。なので、PRパーソンは若かったり、かわい子ちゃんだったり、はたまたキャラの濃いおじさんだったり、子どもだったり、するものと思っていた(この私の考えが時代錯誤だと、大多数の人が思うような世の中になってほしいものだ)。業種にももちろんよるとは思うが、私のやっていることは、文章校正や取材対応である。どちらかいうと裏方である。最終的な目的は、上述のものと同じなのだろうけど。  少し飛躍するけど、この文章校正や取材対応って、大きく、すごく大きな枠で考えてみると、それまでやっていた研究の一部と重なるところがある。重なるところがあるからこそ、今の仕事に興味を持ったというところもある。研究は、一人ではできない(と私は思う)。そもそも、我々が豊かに生きていけることを目的としている。その中で、環境を保全することとか、何かを犠牲にしないようにとか、考えるということが大前提にあると思う(少なくともそうであってほしい)。研究を続けるには、人々に賛同してもらうことが必要なのだと思う。理解してもらうことが必要である。  転職を考えた時に、これまでの社会人としての人生で’上司’というものを好きになれた...